船頭多くして船山に登る

介護士と看護師は仲が悪いことが多い。ましてや、介護経験の長い長老と、医療を体系的に学び医療現場で命と向き合ってきた看護師ではそれぞれの矜持があり、譲れないことも多い。

そんな水と油な2人が同じ職場にいると長老は組織運営の責任など何もお構いなしで経験を元に決定を覆すことも多い。

そして皆それぞれの原理で指示を出していくのでもう現場はメチャクチャで理論的な思考も行動も取れず行き当たりばったりで漂流することになるのである。

しかして、なぜこのようなことになるのかと言えば一番の原因は経営者、園長、理事長などその施設の運営者が、数字だけ見ていることが大きな原因であろうと考えられる。

経営者には現場から叩き上げの経営者もいれば、介護経験すらない経営者もいるが、やはり、経営者は現場を見て判断し、現場に入って同じ仕事を同じ目線でやってみて、判断することで現場との乖離を防ぎ、適切な人材配置を可能にし、働きやすい環境を作ることができるのではないだろうか。






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